2001年からスリランカ内戦（当時）への支援（NGO登録・政府/反政府側との折衝、両側での医療活動）を進めるなど、同国との関係を続けていました。
内戦終結後もデング熱感染拡大が続き支援の要請があり、保健衛生観点からの学術支援を継続しています。また感染患者搬送の手段が脆弱な状況に対して、茨城県稲敷広域消防本部の廃棄予定の救急車（２台）と消防装具（消防ヘルメット・耐火服等：計２回）の贈呈を行っています。2011年１月現地での救急車贈呈式は、ラージャパクサ大統領（当時）出席のもと行われました。
デング熱予防には媒介する蚊の繁殖予防が必須であり、住民のゴミ処理等の衛生環境改善が重要です。このためJICA支援のゴミ処理事業へ保健衛生観点からのアドバイスも行っています。
（MeRU本部が現在の茨城県取手市へ移転時には、在日スリランカのメンバーにもお手伝いいただきました）
救急車贈呈式の様子を伝える現地の報道
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